うんつも

なんちゃってITエンジニア。自己研鑚のため資格取得に取り組む。

【合格体験記】実用数学技能検定 2級

試験概要

  • 通称「数検」で、英検、漢検と並んで3大検定(なんて言われてないだろう)である。
  • おそらく英検が超メジャーで、漢検もよく耳にする。が、数検となると超マイナー で知らない人もいっぱいいるだろう。
  • 検定種別は上から1級、準1級、2級、…とある。
  • 上位級を持っていると 大学受験の際に優遇してくれる学校もあるらしい。
  • 大人になって受ける場合は完全に趣味のレベル となる。
  • 2級は 高校2年程度 の内容が問われる。
  • 試験は1次試験と2次試験から成り、それぞれ「計算技能検定」と「数理技能検定」である。

受験動機

  • 高校のときに受験して不合格に終わっていて、それをふと思い出したら無性に悔しくなってきたから。
  • というか2級も取れないってもう、恥ずかしいよね。

受験回数

2回

受験回

  • 令和4年度(2022年)第388回試験(合格)
    ※ 高校のときに受けたものは割愛

学習方法

まずは、高校のときに使っていた教科書やら問題集を引っ張り出してきた。そして数1・数Aから学びなおした。これだけでもかなりの時間を要した気がするが、数学の勉強自体は面白いので、さほど苦ではなかった。
続いて、これまた数2・数Bの教科書と問題集で学びなおした。
最後に、やはりこれは 検定試験 であるため、試験に特化した対策も忘れてはいけない。ユーキャンが出している「数学検定 ステップアップ問題集 2級」、公式が出している「実用数学技能検定 過去問題集 2級」、学研プラスが出している「受かる! 数学検定 [過去問題集] 2級」をやった。
工業高校出身なので、何分そもそもの勉強量が少ない。というか、おそらく専門科目履修のためにカットされていた分野などもあり、初めて見るような問題もいくつもあった。
特に数Bは習ってない問題がありすぎて、数列なんかほとんどまともにわからなかった。そういう意味で勉強は大変だった。

受験して

受験方法には、個人受験、団体受験、提携会場受験の3種類が存在する。団体受験は学生などが学校単位などで受けるもので、社会人は個人受験か提携会場受験 になるだろう。自分は提携会場で受験した。
会場では複数級(5級~2級くらいまでだったか?)の受験者が同一の部屋にまとめられての受験だった。中には小学生くらいの子が2級の席に座っていた りして驚いた。いるんだなあ、そういう頭のいい子が。(受かったかは定かじゃないが、受けてるだけでもすごいよね…)
自分のできとしてはまずまずだったかなと思う。

試験結果

1次試験が 15/15点(100%) で、2次試験が 4.4/5点(88%) で合格だった。合格基準は1次試験が 10.5/15点(70%) で、2次試験が 3/5点(60%) だった。
1次試験は計算問題で、ミスなくできてよかったと思う。
2次試験は文章問題で、必須問題の2題は解けた。また選択問題のうち、2題は解けた。もう1題は(1)と(2)のうち(1)だけ解けて0.4点、(2)は解けなかった。

コメント

社会人にもなってほんと何受けてんだって感じだよね。しかも「高校2年程度」の内容だからね、このくらい理解してて当たり前だと思うんだけど。
高校のときに落ちて、あれからひとまわり過ぎたけど、まあリベンジできたのは素直に嬉しい。
数学は積み重ねの学問なので、勉強に時間がかかる。だけど内容は面白いので、今までの試験勉強の中では一番楽しくやれたと思う。
こうなると準1級も受けたくなるわけで。「高校2年程度」って中途半端だからね。やはり「高校3年程度」まで理解して、高校までの内容ならわかりますー、って言いたいよね。

 

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