【合格体験記】工事担任者試験 総合通信
試験概要
- 工事担任者試験の中の最高レベルの試験で、アナログ通信とデジタル通信を両方含んだ内容となっている。
- 試験は 電気通信技術の基礎、端末設備の接続のための技術及び理論、端末設備の接続に関する法規 から成る。
- 科目合格 という制度を導入していて、過去に合格した科目は申請することで免除 される。ただし、有効期間は科目合格した試験が行われた月の翌月の初めから起算して3年間である。
- 旧試験名は「AI・DD総合種」だった。
- 国家資格である。
受験動機
- ほとんど業務に関係ないけど、少しネットワークの勉強にはなるかなと思って。
受験回数
1回
受験回
- 令和3年度(2021年)第2回試験(合格)
学習方法
まずは、リックテレコムが出している「工事担任者 総合通信 標準テキスト」で勉強した。
次に、同じくリックテレコムが出している「工事担任者 総合通信 実戦問題」で勉強した。
あとは過去問を直近8回分くらいやった。公式HPにはそんなにアップされていないが、過去問を管理している個人サイトがあった。
受験して
総合通信 と一緒に 第一級デジタル通信 も受験した。理由は、もしも総合通信に落ちた場合、せめてデジタル通信に合格できたら…と思ったから。逆もまた然り。
だが実際に受験してみて、できはよかったと思う。受験後、公式HPで自己採点したところ、基礎 100点、技術及び理論 90点、法規 92点 であった。
試験結果
合格した。自己採点によれば全ての科目で9割を超える得点であったため、だいぶ余裕をもっての合格となった。ちょっと勉強しすぎたね。
公式HPによると、3科目受験者の合格率は 13.0% とのこと。
コメント
自分は資格試験を受験する前に 必ずその試験の合格率を確認 する。自分に合格できそうな試験かを判断するためだ。自分的には合格率が 20% ぐらいの試験までは何とか頑張れそうで、10%台 までくると受験をかなり躊躇する。(いや、頑張って挑戦しろよ)
公式HPによると、この試験の 3科目受験者の合格率は 10%台前半 である。この情報だけ見ると、とてつもなく難しい試験のように感じる。が、結果はこの通りである。
おそらくだが、この試験を 初回受験で突破 しようという人が少ないからなのだろう。科目合格制度があるため、複数回の受験に分けて合格を狙う人も多いのだろう。また科目合格以外にも、特定の資格を保有している場合等、様々な条件で試験免除が受けられる。
電験や無線系の国家試験も科目合格制度が使えるため、数値で見る合格率よりは、幾分か体感的には難易度が下がる、のかもしれない?
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